iPhone XRでeSIMを設定する方法:QRコードで4分インストール

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iPhone XRでeSIMを設定する方法:QRコード方式ステップガイド

iPhone XRへのeSIMインストールは、所要およそ4分。店舗に足を運ぶ必要も、プラスチックカードを待つ必要も、SIMピンを探す必要もありません。この記事ではQRコードを使う方法を解説します。iOS 12でもiOS 18でも、iPhone XRならこの手順で通用します。あわせて、出発前にデータ残量が削られていくのを防ぐ「アクティベーションのタイミング」と、XRユーザーがよく出会う3つのエラーの対処法も紹介します。

前提:iPhone XRのeSIMは「ここまで」できる

AppleがXRを発表したのは2018年。そこからiOS 12〜iOS 18まで、実に7世代のメジャーアップデートを生き延びてきました。メニューの場所も名前も何度か変わっているので、ネット上のeSIM解説の半分は、あなたのiPhoneには存在しないボタンを指しています。

タップを始める前に押さえておきたいのは3点。

  • 同時に使えるeSIMは1枚だけ。 XRが扱える回線は物理nano-SIM+eSIMの2本まで。eSIM2枚の同時稼働には対応していません。旅行用回線を2本同時に生かしたいなら、iPhone 13以降が必要です。
  • メニュー名がiOSで変わる。 iOS 16/17/18では「eSIMを追加」。iOS 12〜15では同じボタンが「モバイル通信プランを追加」と表示されます。機能は同じです。
  • 本体がSIMロックフリーであること。 「設定」>「一般」>「情報」>「SIMロック」を開き、「SIM制限なし」と出ていればOKです。

UROCOMMのプランはデータ専用。電話番号の移行は発生せず、iMessageやWhatsAppにも影響しません。通話とSMSは物理SIMに任せ、データ通信だけをeSIMに持たせる形が基本です。そもそも自分の端末がeSIMに対応しているか不安な場合は、購入前にeSIMガイドの対応機種一覧を確認してください。

「今インストール、後でアクティベート」が重要な理由

UROCOMMでは、この2つを明確に分けています。QRコードを読み取った時点で入るのはプロフィールだけ。データ容量のカウントは始まりません。 利用期間の起点は、渡航先のネットワークに回線が初めて登録された瞬間です。

だから、出発前夜、自宅のWi-Fiにつないだ状態でインストールを済ませてください。そして到着したら回線をオンにする。最初の接続は空港のWi-FiでもホテルのWi-Fiでも構いません。早すぎるタイミングでアクティベートすると、出国前に有効期限が動き出し、2週間の旅行の初日にプランが切れている——そんな事故が起きます。自宅にいながら旅行用eSIMをアクティベートすると、一部のキャリア網では「ローミング中」として登録されてしまう点にも注意が必要です。

なお、QRコード自体は1回限り有効です。「試しに」友人のiPhoneで読み取らせないでください。

手順:iPhone XRにeSIMをインストールする

ステップ1. SIMロックが解除されていて、iOS 12以降であることを「設定」>「一般」>「情報」で確認します。iOSのバージョンはメモしておきましょう。ステップ4で表示されるボタン名がこれで決まります。 [スクリーンショット:「設定」>「一般」>「情報」で「SIMロック:SIM制限なし」が表示されている画面]

ステップ2. プランを購入し、QRコードを別の画面で開きます。ノートPC、タブレット、印刷した紙のいずれかです。XR本体に表示したQRコードは、XR自身のカメラでは読み取れません。 [スクリーンショット:QRコードとSM-DP+アドレスが記載されたUROCOMMの注文メール]

ステップ3. XRをWi-Fiに接続します。プロフィールのダウンロードには、これからインストールする回線以外のデータ接続が必要です。

ステップ4. 「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」へ進みます。iOS 12〜15の場合のパスは「設定」>「モバイル通信」>「モバイル通信プランを追加」です。 [スクリーンショット:「eSIMを追加」が青く表示されたモバイル通信設定画面]

ステップ5. 「QRコードを使用」をタップ。背面カメラをコードに向け、2〜3秒静止します。 [スクリーンショット:QRコードを捉えたカメラのファインダー画面]

ステップ6. カメラがピントを合わせない、あるいはコードが同じ端末上にある場合は、「詳細を手動で入力」をタップし、注文メールに記載のSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力します。インストール失敗の多くは、このフォールバックで救えます。

ステップ7. プランが表示されたら「続ける」をタップし、名前を付けます。「UROCOMM USA」「UROCOMM Japan」などで十分です。同じメニューに回線が2本並ぶと、ラベルの有無が効いてきます。 [スクリーンショット:カスタム名を入力した「この回線にラベルを付ける」画面]

ステップ8. 初期設定を決めます。「モバイルデータ通信」ではUROCOMMの回線を選択。「デフォルトの音声回線」は自宅のSIMのままにします。「モバイルデータ通信の切り替えを許可」はオフにしてください。海外で勝手に自宅キャリア側のデータ通信が走るのを防げます。 [スクリーンショット:「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにした画面]

ステップ9. 最後にローミング設定です。ここは2本の回線で逆の操作になります。自宅回線のデータローミングはオフ。UROCOMM回線はオンにします。旅行用eSIMは現地の提携ネットワーク経由で接続するため、ローミング有効が前提だからです。これは異常ではなく仕様です。

ここまで9ステップ、所要はおよそ3〜5分。iOS 18で画面の見た目が違うと感じたら、iPhone 15でのアクティベーション手順に新しいメニュー構成での同じ流れをまとめています。

現地に着いてから回線をオンにする

到着したらWi-Fiを探し、次の順で操作します。

  1. 「設定」>「モバイル通信」からUROCOMMの回線をタップ
  2. 「この回線をオンにする」を緑にする
  3. 1〜5分待つ。UROCOMMは固定のアクティベーションSLAを公表していませんが、現地の電波が入っていれば多くの回線がこの範囲で登録されます
  4. ブラウザで任意のページを開き、データが通っていることを確認

「出発前にインストール、到着後にオン」——この型を守れば、プランの有効期間と旅行日程がずれません。渡米ならアメリカ無制限eSIM、東京で2週間なら日本eSIM、ヨーロッパ周遊ならヨーロッパ無制限データeSIMが1プロファイルで全行程をカバーします。XRはeSIM回線を1本しか持てないぶん、複数国をまたぐ旅ではこの1枚構成が効いてきます。

つまずいたときの対処

「eSIMを追加」がグレーアウトしている/見当たらない。 原因の多くはSIMロック、またはロジックボードが交換された中古のXRです。まず「設定」>「一般」>「情報」>「SIMロック」を確認してください。「SIMロックあり」ならキャリアに連絡が必要で、解除されるまでeSIMは入りません。

「無効なQRコード」と出る/カメラが読み取らない。 「詳細を手動で入力」を使ってください。SM-DP+アドレスは長く、打ち間違いが起きやすい項目です。印刷物を目で読むのではなく、メールからコピーしましょう。

「モバイル通信プランを追加できません」。 プロフィールが既に端末内にあるか、QRコードが一度使用済みです。連打せず、注文番号を添えてservice@urocomm.comまでメールを送ってください。新しいインストールコードが発行されます。

eSIMは入ったのに、現地で「圏外」。 次の3つを順に確認します。回線がオンになっているか。旅行用回線のデータローミングがオンになっているか。モバイルデータ通信の宛先が自宅SIMではなくUROCOMM回線になっているか。十中八九、3つ目です。

「eSIMを削除」を押してしまった。 これは取り消せません。プロフィールは消え、同じQRコードは二度と使えません。UROCOMMサポートは再発行に対応できますが、海外の到着ロビーで午後11時、という状況で即座に復旧するのは現実的ではありません。削除ボタンは初期化ボタンと同じ扱いで。

よくある質問

iPhone XRはeSIMのデュアル構成に対応していますか? いいえ。デュアルSIM(nano-SIM 1枚+eSIM 1枚の同時利用)には対応しますが、eSIM 2枚の同時稼働はできません。eSIM回線を2本同時に動かしたい場合はiPhone 13以降が対象です。

eSIMを入れると連絡先や自宅の電話番号は消えますか? 消えません。eSIMプロフィールが追加するのはデータ回線だけです。連絡先や写真、既存のnano-SIMはそのまま残ります。逆に物理SIMを抜くと自宅の番号は使えなくなるので、挿したままにしておきましょう。

旅行の何週間も前にインストールしても大丈夫? 問題ありません。UROCOMMとしても出発前のインストールを推奨しています。インストールだけでは有効期間は始まりません。旅行用回線は目的地に着くまでオフのままに。オンにしたままにすると、使っていない日数分が消化されます。

次にやること

インストールは今晩、自宅のWi-Fiにつないで、注文メールが受信箱の上のほうにあるうちに済ませてください。出発ロビーの朝6時、電池残量4%で取りかかる作業ではありません。目的地のプランをUROCOMMのeSIM一覧から選び、上の9ステップを流して、回線はオフのまま置いておく。

もう一点。仕事用の端末は自宅番号のまま、個人用のXRは旅行用——という2台体制の旅なら、XRの「eSIM 1枚」制限がすぐに足かせになります。ポータブルWi-Fiルーターを1台持てば、2台のスマホを1つの接続でオンラインにでき、二重回線の問題そのものを回避できます。

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